放射能被曝線量(外部)の計算

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放射線を受けたときの身体への影響の度合いを表す単位をシーベルト(Sv)で表します。健康に影響があるかどうかを判断する目安としてしている数値は100ミリシーベルト/年間です。
全身に受けた放射線量を年間で計算して集計します。

計算式

  • 屋内は遮へい効果(0.4倍)のある木造家屋を想定しています。
  • 放射線量1グレイは1シーベルトに換算しています。
    (放射線(ガンマ線)が全身に均等にあたった場合には、シーベルトの値はグレイの値に等しくなります。
    例えば1グレイのガンマ線を全身に受けた場合、1シーベルトとなります。)
  • 放射線量 = 放射線量率 / h × 24h × 日数

放射線量の目安

2.4mSv 自然放射線(年間の世界平均)
宇宙から(0.038mSv)、空気中から(1.3mSv)、食物から(0.24mSv)、大地から(0.46mSv)
0.1~0.2mSv 東京・ニューヨーク往復飛行機の旅
6.9mSv 全身CTスキャン(1回当たり)
3.3mSV 胃のX線検査(バリュム)一回あたり
0.06mSv 胸部X線(1回当たり)
20mSv 事故時に避難が指示される外部被爆線量の下限値(1年間)
1mSv 「食品中の放射性物質に係る基準値」の基となる内部被ばく線量(1年間)

放射線を受けた場合の人体への影響

放射線量 全身被爆 局部被爆
100以下 原子力や放射線を扱う作業者の
追加被爆線量限度(5年、1年間につき50mSv)
100~500 グレーゾーンで、
明確な人体への影響は明らかにされていない。
 
500~2000 末梢血中のリンパ球現象 水晶体に被爆(水晶体混濁(こんだく))
1000 悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、
(10%の人が死亡)
2500~6000 生殖腺に被爆(永久不妊)
3000~5000 50%の人が死亡 皮膚に被爆(脱毛)
5000 皮膚に被爆(紅斑)、
水晶体に被爆(白内障)
7000~ 100%の人が死亡
10000~ 皮膚に被爆(急性潰瘍(かいよう))

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