デジタルな情景（花火）

説明

花火の運動は大砲の弾道計算と同じ様に計算します。花火が発射されたときの発射スピードから、下記の様に計算します。また花火の爆発後の玉の運動も同様に計算します。

• 弾道の計算式
  • 水平方向速度：Vx＝V・ｃｏｓ（α）
  • 垂直方向速度：Ｖｙ＝Ｖ・ｓｉｎ（α）
  • 水平方向の位置：Ｘ＝Ｖｘ・ｔ
  • 垂直方向の位置：Ｙ＝Ｖｙ・ｔ−ｇｔ^２／２
  • Ｖは発射スピード、αは発射角度、ｔは経過時間、ｇは重力の加速度（９．８ｍ／秒）とします。
• 発射角度：９０度をＯとして、０〜指定した角度をランダム設定します。
• 発射スピード：指定したスピードの７５〜１２５％の速度をランダムに設定します。スピードを早くすると高く上がります。
• 発射数量：飛行中の花火数になるまで発射します。
• 花火の玉数：１つの花火の玉数
• 花火の発射：指定の初速度Ｖ、発射角度αで、飛行中の花火が指定の数になるまで発射します。発射時に花火の色をランダム設定します。（色相０〜１）
• 花火の飛行：花火の飛行中は弾道計算式に従います。
• 花火の爆発：垂直速度（Vy）が０に近くなった場合爆発させます。花火の玉数だけ四方（３６０度）に均等な方向に飛ばせます。それぞれの花火の玉に初速度Ｖ、発射角度αをランダムに設定します。このとき花火の玉の色の初期値は、発射時に設定した色にします。
• 玉の飛行：爆発させてから一定の時間まで玉を飛行させます。玉の飛行は弾道計算式に従います。飛行時間とともに玉の明度を徐々に落とし飛行終了直前に明度をゼロにし消滅させます。

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