ぼかし処理では、画像の中のそれぞれの点(※)について、その点(※)とその点の周りの点の色で平均化します。
平均化する際に使う周りの点の数を増やせば増やすほど、ぼかしが強くなります。
周りのどの点を平均化するかについては様々な方法がありますが、
良く使われる方法が、それぞれの点について、正方形の範囲( n x n )の点の色の平均を計算して使います。
色の平均計算
複数の点の色の平均を計算するには、その点の色の要素、R(赤)とG(緑)とB(青)の明るさの平均をそれぞれ計算します。
画像のピクセルデータのRGB値で、それぞれの点の色要素を(R,G,B)して その周りの色要素を( Rn , Gn , Bn )とすると
R = ( R0 + R1 + ・・・ + Rn ・・ + R( n x n ) ) / ( n x n )
G = ( G0 + G1 + ・・・ + Gn ・・ + G( n x n ) ) / ( n x n )
B = ( B0 + B1 + ・・・ + Bn ・・ + B( n x n ) ) / ( n x n )
で、色の平均化します。