音階は主音から1オクターブ上の音まで規則的に高さ順に並べたもので、音階は長音階と短音階があります。 長音階(メジャースケール)は「全全半全全全半」音の幅で並ぶ音階です。短音階は、通常、
自然短音階(マイナースケール)を表し、「全半全全半全全」の幅で並ぶ音階です。ほかに、和声短音階、旋律短音階などがあります。
音階名は基準となる音名(主音)を頭につけて、X長調(Xメジャースケール)X短調(Xマイナースケール)といいます。
音名は振動数をもとに決められた音の高さで、440Hz「A・イ」を基準にしたもので「CDEFGAB、ドレミファソラシド、ハニホヘトイロ」で表し、音を半音高める#(シャープ(嬰記号))、音を半音低めるb(フラット
(変記号))記号を使って表します。
階名は音階(スケール)の基準になる音(主音)を「ド」として、そこから長音階の音程で「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」音の名前でⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ」で表します。
変位記号(#、b)は五線の初めにまとめて描き、調号と呼びます。 1オクターブ内を12種類の長調・短調の主音を完全五度(7音程)上昇(右回り) |